Medical treatment facilities, apparatus introduction
「 弊院1箇所で、動物の生涯を、全てを診たい 」
旧院営業中は、特殊な検査や手術が必要なとき、やむなく飼い主さんと患者さんに
遠路県外へご足労をいただくことがあり、申し訳なく、不甲斐ない気持ちに苛まれた経験から、
現在の病院では積極的に診療機器を導入しています。弊院はまだまだ発展途上で
すべて整ってはいませんが、飼い主さんと患者さんのお役に立てるよう、
今後も積極的に診療機器を導入して参ります。
電子カルテシステム
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すべての診療情報の瞬間共有で、すべてのスタッフが一斉に動き出す
弊院では電子カルテシステムを使った診療情報の記録・蓄積・共有を行っています。
電子カルテに紐付けられる情報は、診察時の記録や、愛玩動物看護師による看護記録はもちろん、
検査機器と電子カルテシステムとの統合・連携により、
その検査結果(CTの3DグラフィックスやX線画像、血液検査値)も電子カルテへと紐付けされます。
院内の全デバイスで、見たい情報を、瞬時に確認し、すべてのスタッフが一斉かつ迅速に、
正確な診療行動を起こせるよう務めています。
手術室

閉ざされた空間だからこそ、術中の透明性を高めたい
去勢・避妊手術から、難易度の高い腫瘍の除去手術も可能な設備・機器を整えています。
弊院ではガラスのパーティションで手術室の外からでも中の様子が見える工夫と
手術過程を動画で記録し、飼い主さんにもご確認いただける設備を整え、
可能な限り術中の透明性を図っています。



手術中の患者さんを、1階X線室へ動かすリスクを無くしました
2016年 可動式X線撮影装置"Cアーム"導入
これまで、椎間板ヘルニアや骨折の手術時など、患部の位置や処置状況を確認するため、
必要に応じ2階手術室から、1階のX線室へ患者さんを移動させていましたが、
今回のCアーム導入で、その必要が無くなりました。
可動式アームで多方向からのリアルタイム透視と撮影が可能で、
患部の位置や処置確認をピンポイントで行うことが出来ます。
患者さんを術台に載せたまま、動かさず安全に検査を行うことが出来るので、
手術時間・麻酔時間も短縮され、患者さんの負担軽減を実現しました。

CT室

見えなかったものを、手に取るように見る
ヒトの健康診断などで用いられるCTを導入しています。
レントゲンでは見ることが出来なかったものを、驚くほどの高解像度で、
手に取るように見ることが出来、今、動物に何が起こっているのかを鋭く解明します。
エコー(超音波)室

痛みを感じさせない体内状況の把握
超音波のチカラで腹部や心臓の病気を検査する装置です。
痛みを感じさせずに下痢や嘔吐、頻尿、血尿、心臓の雑音、妊娠診断など様々な
検査を行うことが出来ます。天井からの酸素供給設備も整え、緊急時の検査も可能にしています。
X線室

ICU

検査室


診察室

処置室
