4月1日から6月30日は狂犬病予防注射月間です


4月より今年度の狂犬病予防注射が始まります
■狂犬病予防犬の予防注射について
日本では狂犬病予防法という法律で毎年の予防接種が義務付けられています。
※狂犬病注射料金→大分市・別府市の方は3,250円、市外の方は2,700円
※狂犬病予防注射を受ける際は「飼い犬の狂犬病予防注射ご案内」のはがき(毎年3月末に発送されます)をご持参ください。
毎年、4月1日~6月30日は「狂犬病予防注射月間」に定められています。予防注射は生後3ヶ月から接種できます。ただし、4月以降に子犬が生まれた場合や7月以降に譲り受けた場合などは、弊院にて随時注射を受けることができます。事前にお電話ください。
■狂犬病ってどんな病気?
狂犬病は発症するとほぼ助からない恐ろしい伝染病です。
発症した犬、猫、アライグマ、キツネ、スカンク、コウモリ等に咬まれると唾液中のウイルスにより、すべてのほ乳類に感染します。厚生労働省によると、人の狂犬病の発症原因のほとんどが犬によるものとのこと。
人も動物も、発症すると治療法がありません。人では咬まれて3か月ほどの潜伏期のあと発病します。水を飲もうとしたり、風に当たったりするとけいれん発作が生じ(恐水症・恐風症)また錯乱状態等神経症状の後、呼吸麻痺でほぼ100%死亡する恐ろしい病気です。
1957年以降、日本では犬での狂犬病の発生はありません。しかし、狂犬病が発生していない国は日本を含め10か国ほどしかないのです。現在もインド東南アジアを中心に発生し、毎年3~6万人が死亡しています。
日本は狂犬病発生国に囲まれており、貨物船などから狂犬病ウィルスを持った動物が上陸する可能性は高いのです。
狂犬病はいつ日本に入ってきてもおかしくないという心がまえを一人一人がもって油断することなく、対策をしていかなければなりません。
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