犬のワクチン。ペットの病気やケガ、治療について、対話形式(ドリルダウン)により分かりやすい解説しています。

0977-25-5556

犬のワクチン

icon-Q

先日、初めて犬を飼って、ペットショップの方に今日、ワクチンに行くように言われたんですが、どうしたらいいんですか?

はい。まずは、ペットショップの方に渡されたワクチンの証明書をみせていただけますか?

icon-A

icon-Q

あ、そういえば何か紙をもらいました。これ、ですかねぇ。

はい、ありがとうございます。先月、2か月齢の時に9種の混合ワクチンを接種されているんですね。

icon-A

icon-Q

先生、ワクチンは必ずうたないとダメなんですか?

動物病院でワンちゃんに行っているワクチンには、大きくふたつあります。一つは混合ワクチン、もう一つは狂犬病ワクチンです。

混合ワクチンは任意のワクチンですので、必ず接種しなければならないというものではありません。

ただ、パルボウイルスやジステンパーウイルスなど感染してしまうと命にかかわる怖い感染症が予防できるため接種することをお勧めします。

狂犬病ワクチンは狂犬病予防法という法律で接種・登録が義務づけられているワクチンですので必ず接種してください!

icon-A

icon-Q

どのようなタイミングで接種していったらいいんでしょうか?

当院では、子犬の場合、まず混合ワクチンを2か月齢・3か月齢時に。その後、4か月齢時に狂犬病ワクチンの接種と登録を行うことをお勧めしています。

icon-A

icon-Q

混合ワクチンは2回うたないとダメなんですか?

はい。初年度接種に限っては、抗体価を上げるため(免疫をしっかりつけるため)に2回、月齢によっては3回接種をおすすめしています。

icon-A

icon-Q

なるほどですね。犬を飼う以上、狂犬病ワクチンは必ず打たなければならないワクチンなのですね。混合ワクチンはお守りのようなものでしょうか。これも先々を考えると打っておいた方が良さそうですね。

そうですね。ワクチン接種につきましては、当院でも全獣医師が、飼い主さんに詳しいご説明を行っておりますので、お話を聞いていただいた上で、一緒に考えて決めていきましょう。

icon-A

icon-Q

そう言っていただけると嬉しいです。よろしくお願いします!

はい!

icon-A
混合ワクチンは命に関わる怖い感染症を予防出来る任意接種のワクチン、狂犬病予防ワクチンは法律で義務付けられている接種ワクチンであることについて

ご理解いただけましたでしょうか。

獣医師 院長
池谷 大輔

池谷が回答いたしました。

狂犬病予防ワクチンは、犬をお飼いになる以上、飼い主さんの責任で接種が義務付けられていますので、必ず接種するようにしましょう。

混合ワクチンの接種を行うか否かのご判断につきましては、弊院でも詳しく説明させていただきますので、我々と一緒に考えて判断していただければと思います。

以上、獣医師の池谷が回答いたしました。

一覧に戻る