てんかんについて。ペットの病気やケガ、治療について、対話形式(ドリルダウン)により分かりやすい解説しています。

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てんかんについて

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今朝、突然倒れてケイレンを起こしたんです!
ケイレンが終わった後も、30分ぐらいは落ち着かずに、うろうろ歩き回って...。
その後は、普通みたいなんですが。
ネットで見たら、『てんかん』の動画に似ていたので、連れてきました。

それは、驚かれたでしょう。大変でしたね。
このようなことは、今回初めてですか?
ケイレンしているときは、どのような状態でしたか?

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今回初めてです。
横に倒れて、足を突っ張って、バタバタしているような状態でした。

どのくらいの時間そうなっていたかわかりますか?

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すいません。慌てていて覚えていません。
ワクチン以外に病院には通ったことがないので、本当にビックリしてしまって。

わかりました。
昨晩はちゃんとご飯を食べてたんですよね?
そのあとは、特にいつもと違うようなことはなかったですか?
今朝は、ご飯を食べてからケイレンがありましたか?

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はい。昨日はご飯もしっかり食べて、その後もいつも通りだったと思います。
ケイレンを起こしたのは、ご飯の前でした、そのまま来たのでご飯はまだ食べていません。

ありがとうございます。よくわかりました。
少し検査をしていきましょう。

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はい。お願いします。
先生、脳の病気なんでしょうか?

今の段階では判断できませんが、可能性はあると思います。
ただ、脳の病気以外にもケイレンを起こす病気はあるので、まずは身体検査、血液検査をしてそういう病気でないか見てみましょう。

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はい。

身体検査、血液検査では特に異常は見られないですね。
そうなると脳の病気が考えられるかもしれません。

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『てんかん』なんでしょうか?

はい。『てんかん』とは、様々な原因でてんかん発作を起こす病気のことをいいます。
てんかんの中には、大きく分けて特発性てんかん(脳にMRIなどでわかる病変がないてんかん)と、構造的てんかん(脳に病変(腫瘍・炎症など)があり、それによって誘発されるてんかん)があります。
それらは、MRI検査や脳脊髄検査、DNA検査などにより鑑別されます。

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治療法はあるんですか?

基本的にはケイレンを抑えるためのお薬(抗てんかん薬)を飲んでいくことになりますが、腫瘍や炎症がある場合には、そちらをケアするようなお薬を使っていくことが多いです。

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もうお薬を始めたほうがよいのでしょうか?

6か月の間に2回以上てんかん発作があるときに、お薬を始めましょうという指標があります。
なので、今回は様子をみられていいかもしれません。
続いて起こるようなら、お薬をスタートさせるのと同時に、なんでてんかんが起こるのかを調べていくことが必要になると思います。

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てんかんについて

ご理解いただけましたでしょうか。

獣医師 副院長
池谷 大輔

池谷が回答いたしました。

特発性てんかんの場合は、抗てんかん薬にうまく反応してくれる子は、普通の子と変わりなく日々を過ごせることが多いです。
しかし、長時間の発作や繰り返しの発作は、脳に損傷を与えお薬でのコントロールが難しくなったり、時には命にかかわります!
しっかりとてんかんの原因を鑑別し、適切なお薬を使っていくことが重要になります。

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