糖尿病について。ペットの病気やケガ、治療について、対話形式(ドリルダウン)により分かりやすい解説しています。

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糖尿病について

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先生、最近水を飲む量とオシッコの量が異常に多いんですが、何かの病気でしょうか?

そうですね。
飲水量の増加と尿量の増加(多飲多尿)は、病気のサインになることがあります。 多くは、腎臓の疾患、内分泌系の疾患(ホルモンが関係した病気)が多いです。

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検査ですぐわかるんですか?

多くは、一般的な血液検査と尿検査でわかる場合が多いですが、内分泌系の疾患の中にはホルモンを測定するような血液検査、腹部超音波検査やCT検査などの画像検査が必要になる場合もあります。
今日は、まず血液検査と尿検査をしてみましょう。
今日はご飯を与えてきましたか?

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いいえ。今日は病院に来るので、ご飯は抜いてきました。
最後に食べたのは、昨日の夕方です。

いいですね。検査がしやすいです。

うーん。空腹時なのに血糖値が高いのと、尿糖が出ています。 糖尿病の可能性があるので、一時的な高血糖か、持続的な高血糖かを調べてみましょう。

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動物にも糖尿病があるんですか?
ご飯もよく食べて、元気もあるのですが...。

イヌにもネコにも糖尿病はありますよ。
糖尿病の初期は、元気もあるし、ご飯もよく食べるので 、病気であることに気づかないことが多いんです。
重症化して初めて食欲不振や元気がなくなるなどの症状が出てきます。
今回のような多飲多尿は、初期からみられる症状なので、そこにうまく気付いてあげることが重要です。

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治療はどういったものになるんですか?

ヒトと同様に食事管理がまず重要です。
あとは、インスリン療法です。1日に1~2回インスリンを皮下注射する必要がある場合が多いです。
糖尿病の進み具合によって投与する量が変わってきますので、初めは入院してもらい投与量を決めていきます。
その間、飼い主さんが面会に来てもらった時に、注射の練習をしていただきます。

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注射ですか? 私がするんですか?

はい。ただ、針も細いですし、皮下注射はそんなに難しくありませんので安心してください。

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糖尿病について

ご理解いただけましたでしょうか。

獣医師 副院長
池谷 大輔

池谷が回答いたしました。

初期の糖尿病は、元気があるように見えるため、家庭では見つけづらいです。
重症化してしまうと、治療困難な状態になってしまい、命を落とす可能性もあります。
そのため、初期段階での発見が非常に重要です
多飲多尿は、飼い主さんが見つけやすい初期症状ですので、一日の飲水量が大きく変わってきたときは、早めに動物病院に相談しましょう。
健康な動物の飲水量は、犬で40~60ml/㎏、猫で20~45ml/㎏が目安です。
多飲とは一日に100ml / ㎏飲む場合をいいます。
500mlのペットボトルを使って、大体どれくらい飲むのか、日ごろから知っておくと、変化に気づきやすいですね。

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