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2008年7月
動物看護師 桑原の実家ではペットとしてダチョウ4頭(メス3頭オス1頭)を飼ってます。
ダチョウといえば、やはり大きな卵ですよね。
ダチョウを飼う一般家庭はとても珍しいので院長はじめスタッフは卵に興味津々
いろんな動物がこちらの病院にもやってきますが、さすがにダチョウは来たことがありません。
そして、卵が産まれたら実家のある鹿児島から送ってくれるようお願いしていたら先日こちらに届きました。
写真はダチョウの卵&桑原です。
卵はみんなで卵焼きにして頂きました。
味は普通の卵よりやや淡白ですが美味しかったです。
ちなみにダチョウの卵1個は鶏の卵25個分あるそうです。
動物園でしか普通は見られない物がここで見られて、しかも食べられるって貴重な体験でした。
この度のホームページ新規開設にあたり、診療日誌なるものを載せる運びになりました。
院内情報やその時季その時季に合わせた情報を提供できる場になればと考えています。
今回はその第1回!
さて最近、非常に夏らしい暑い日が続いております。それに伴って、外来で増えてきている疾患が、ワンちゃんの熱中症です。
ワンちゃんはヒトとは違い、汗腺がないため汗をかいて体温調節するということができません。暑い時にはハァハァとパンティングをして、空気により水分と熱を放散させ、体温調節を行います。
そのため最近のような暑い日に換気のされていないような場所に長時間いると、熱を放散できず、熱中症になってしまいます。
特に気をつけてほしい犬種は、フレンチブルドッグ・パグ・シーズーなどの短頭種です。短頭種は上部気道が他の犬種よりも短く、熱の放散効率が悪いため、たとえ気温がそこまで高くなくても、熱中症の状態になってしまいます。また、心臓・腎臓・呼吸器などに疾患を持っているワンちゃんも熱の放散効率が悪いので注意が必要です。
熱射病になると、体温上昇に伴い、パンティングが始まります。その後チアノーゼなどの換気不全の症状が発現します。この状態が長く続くと、嘔吐・下痢などの消化器症状、さらに続くと、瞳孔散大・痙攣などの神経症状がでてきます。特に体温が41度以上になると危険です。
自宅でもしワンちゃんがこのような症状に起こった場合は、まず体全体に水をかけ体温を下げてあげる必要があります。このとき注意してほしいのは、氷水やアルコールなどで急激に冷やさないようにすることです。急激に冷却してしまうと体の表面の毛細血管が収縮してしまい、シバリング(ふるえ)を起こし、体温が上昇し逆効果になることがあるからです。自宅で冷却するときは、あくまで水道水で、扇風機などを用い換気をよくしましょう。また解熱剤座薬なども効果がありませんので注意してください。その後、ある程度落ち着いたら、動物病院での診察をお勧めします。
熱中症はひどい場合には、命を落とす可能性のある怖い病気です。しかし、飼い主さん次第で予防することができる病気でもあります。しっかりと予防して、楽しい夏を過ごしましょう。
主任獣医師 池谷